こんにちは、最近、原田マハさんの作品にはまっている、ねおゆに666(@neouniverse666)です。
はまっている理由は、原田マハさんが描く独特の世界観が大好きなんです。
今回は、『総理の夫』という作品を読みました。
ねおゆに666が感じたことをつづりたいと思います。
あなたが、この本を読むきっかけになればうれしいです。
『総理の夫』あらすじ
ネタバレしない程度に書きます。
主人公は相馬日和(38)。相馬グループの御曹司で、鳥類研究所で勤務。
今回、妻の凛子(42)が女性初の総理大臣になったときの紆余曲折を書いている。
この作品は、妻が女性初の総理大臣として奮闘する姿を、日和が日記形式で読者(わたし)に向けて書いている。
女性初の総理大臣として、政策を達成する苦しみや、選挙に臨む姿勢、そして、一人の女性として悩んだことが描かれている。
また、妻が女性初の総理大臣になった時の、ファーストジェントルマンとしての日和の苦労や心情も細かく描かれている。
『総理の夫』レビュー
では、さっそく、感じたことを書いていきます!
未来の日本を予言しているかのような内容に驚愕!
凜子が掲げる政策の内容がものすごく具体的です。
2013年の作品ですが、今の日本の政治や状況とかなり酷似しています。
預言者かと思うほどです。
なので、今読んでも絶対に面白いです!
また、原田さん本人が総理大臣になった時を想像して書いているのかなぁ~って感じました。
ものすごく政治について勉強して作品を生み出したのだろうなという、思いも伝わってきます。
ぜひ、政治家のみなさんにも読んでほしいです。
日記風に書かれていることが面白い!
読者に向けて日記風に書かれているのが、ねおゆに666にとって、とても面白くて好きなところです。
誰かの日記を読むのって、ちょっといいのかな??って感じですが、とても興味をそそりますよね。
さすが、原田マハさんって感じで、素晴らしいですね。
久遠久美さんの登場がうれしい!
『本日はお日柄もよく』という原田マハさんの作品で、伝説のスピーチライターとしてでてくる久遠久美さんが、こちらの作品でも登場します。
読んだことのある方にとっては、あっ!っと思い、うれしくなること間違いなし!
久美さんが、どんな場面で登場して活躍しているかは、ぜひ作品を読んでいただき確認してみてくださいね~。
でもどちらの作品を先に読んでも後悔はないですよ~。
鳥の生態も知ることができる
各章のはじまりには、必ずと言っていいほど、鳥の生態についての内容が盛り込まれています。
ねおゆに666は、この作品を読むまで鳥についてあまり関心がなかったです。
しかし、この作品を読んで、鳥にはこんな生態があるのかぁ~、そして、人間と似たところもあるんだなぁ~、ととても勉強になりました。
また、自分の知識が増えました。ありがたいです。
さいごに
『総理の夫』のレビューを書きました。
この記事を読んで、一人でも多くの人が、この作品を手に取っていただけるとうれしいです。
これからも原田マハさんの作品を読んで、レビューを書いていきます。
追伸:
現在、『キネマの神様』という作品を読んでいる最中です。
また読み終わったらレビュー書きますね~。
そのほかのレビュー記事も読んでいただけるとうれしいです。
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