あなたは単利、複利という言葉は聞いたことがありますか。私は、この言葉を一年前まで聞いたことも意味も知りませんでした。
しかし、その後、複利という言葉を知ったことで、お金に対する考え方が変わりました。
今回、単利と複利の違いについてご紹介します。それでは早速お話しします。
◎単利とは?
毎年、預けている元本にのみ利息が付くことです。たとえば100万円に対して年率5%の場合、下のようになります。
1年目 元本:100万円、利息:5万円 総額:105万円
2年目 元本:100万円、利息:5万円 総額:110万円
3年目 元本:100万円、利息:5万円 総額:115万円
計算式 元利合計=元本×(1+年利率×預入期間)
◎複利とは?
毎年、預けている元本と利息を合わせた金額(元利)に利息が付きます。たとえば100万円の元本に対して年率5%の場合、下のようになります。
1年目 元本:100万円、利息:5万円 総額:105万円
2年目 元本:105万円、利息:5.25万円 総額:110.25万円
3年目 元本:110.25万円、利息:5.51万円 総額:115.76万円
計算式 元利合計=元本×(1+年利率)年数
すでに3年目で単利と複利で比べると、0.76万円の差が出ていますね。
この差は期間が長くなればなるほど、広がっていきます。下のグラフを見てください。
単利と複利の差は
10年目:12万円
15年目:32万円
20年目:65万円
もの差が生まれてしまいます。
同じ元本でも、こんなにも差が生まれることにビックリしませんか。この結果からみると、複利の場合だと毎年、元利に対して利息が支払われるため、雪だるま式にお金が増えます。
また、期間を長くかけるほど、増える割合が増していくことがわかります。
どうですか。複利って効果的ですよね。この効果を使わない手はないと思いませんか。
これからは、預金などの利率の部分を注意深く見てみてください。単利なのか、複利なのか。
今後は、あなたもぜひ、単利と複利をしっかり見極めて、お金の運用を試してみてはいかがでしょうか。
今回は、単利と複利の違いについてご紹介しました。
誰かの役に立ちたい。
それではまた。